専攻実技(作曲)①~④α,β・演奏審査・オーケストラ作品・卒業作品 |
各3単位、演奏審査・オーケストラ作品・卒業作品各2単位 |
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学部 1~4年 |
授業の概要
古典の範例を音楽的技法としてまず的確に学ぶこと、その上で他者(演奏家を含むあらゆる領域の表現者)あるいは異文化領域(科学、哲学、言語等)に積極的に触れること。それによって、等身大の自己をその時々によって見極め、興味の対象を明確にし、発想を着実に且つ徹底的に掘り下げ、最終的に作品への定着によって、自らを相対化し、表現を新しくする。
1~3年次までに演奏審査を、4年次までにオーケストラ作品の提出を、4年次には卒業作品の提出を課す。
音楽家としての経験を踏まえ教育を行う。
到達目標
1)西洋音楽史上の基本的な作曲技法の習熟をはかる。
2)作曲専攻生に特化された授業(作曲法演習、特任教授特別講義、作曲支援プログラム等)により専門性を深化させる。
3)学内外で実施される作品の応募等に果敢にチャレンジし、自らの作品を「音」にする機会を積極的に作る。
履修資格/履修に必要な予備知識や技能
作曲専攻生及び副専攻生
授業の形式
【対面を中心】演習。レッスン
成績評価の要点①
試験 | 提出課題・作品発表等 | 受講姿勢 |
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100% |
成績評価の要点②
年一回の作品提出(規定による卒業作品、オーケストラ作品、および演奏審査を含む)。
課題に対するフィードバックの方法
次回レッスン時にフィードバックする。
授業展開と内容-前期
内容 | ||
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第1回 | オリエンテーション |
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第2回 | 和音と非和声音 |
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第3回 | 調性の概観 |
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第4回 | 拡大調性の可能性 |
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第5回 | 調性と無調 |
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第6回 | 形式の定義と応用 |
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第7回 | 和声と対位法 |
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第8回 | 12音技法 |
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第9回 | 歴史的作曲様式の理解 |
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第10回 | 年代ごとの作曲技法-ルネッサンス期 |
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第11回 | 年代ごとの作曲技法-バロック期 |
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第12回 | 年代ごとの作曲技法-古典期 |
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第13回 | 年代ごとの作曲技法-ロマン派 |
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第14回 | 年代ごとの作曲技法-近現代 |
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第15回 | 現代の音楽へのアプローチ |
授業展開と内容-後期
内容 | ||
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第1回 | オリエンテーション |
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第2回 | 楽曲研究-分析法 |
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第3回 | 楽曲研究-楽器奏法 |
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第4回 | 楽曲研究-音響構造の特性等 |
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第5回 | 楽曲研究-楽器編成による特性等 |
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第6回 | 楽曲研究-記譜法 |
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第7回 | 楽曲研究-構成法 |
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第8回 | 後期提出作品の創作① |
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第9回 | 後期提出作品の創作② |
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第10回 | 後期提出作品の創作③ |
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第11回 | 後期提出作品の創作④ |
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第12回 | 後期提出作品の創作⑤ |
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第13回 | 後期提出作品の創作⑥ |
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第14回 | 作品の自己分析① |
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第15回 | 作品の自己分析② |
オフィスアワー
教員室または事務局(平日8:30-16:30)にて確認すること
教材
適宜